

外山刃物 小刃仕上げ鋏 小鋏
商品特徴
外山刃物
創業は江戸時代の文久年間にさかのぼります。越後木鋏の宗家として、初代龍松氏(銘:龍松)、二代目富次郎氏(銘:珍龍)、三代目秀吉氏(銘:龍山)、四代目秀久氏(銘:秀久)が、金物の街三条で代々受け継いできた植木鋏メーカーです。
この道具のこと
食材を美しく切る剪定鋏
剪定鋏は本来、植木や盆栽、生花に使用する園芸用の鋏です。
しかし片刃包丁のような刃の構造と鍛造ならではの剃刀のような切れ味に着目し、「植物を美しく切る道具なら、食材も美しく切れるのでは」という発想から、キッチンバサミとして改良し取り揃えています。
硬さのある食材に
剪定鋏に小刃をつけることで、肉や魚の骨切りなどの硬い食材の食い込みをよくしています。
和包丁で切ったようなシャープな切れ味と断面の美しさも特徴です。
※肉の筋のような柔らかい食材は切りにくいのでご注意ください。
外山刃物の2つのこだわり
食材用に改良した剪定鋏
小刃付け
食材の骨や殻にしっかり食い込むことで滑らず切れるように小刃付けを採用しています。
二段刃にすることで、本刃付の欠けやすさも解消しています。
食品用オイル仕上げ
工業用から食品用に変更しているため、安心してお使いいただけます。


繊細な作業に
小鋏は、花摘み用の鋏で、庭のバラ・花の手入れをする道具です。
刃は峰部が面取り研磨されており、植物を傷つけることなく隙間に入り込む刃に仕立ててあります
カニの殻に切り込みを入れたり、ハーブや房の多い野菜や果物の切り分けなどの繊細な作業におすすめです。
商品詳細
仕様
- サイズ
- 全長165mm / 刃渡り55mm
- 重さ
- 80g
- 最大切断能力
- 直径約5mm 刃先約3mm
- 素材
- 鍛造ステンレス鋼
- 産地
- 新潟県燕三条
注意事項
- ビニール紐・針金・ビニール袋・布・紙などは切れませんので、注意してください。
- 「欠け」の可能性があるので、氷や冷凍食品は切らないでください。
- 新しく使い始めの鋏は初めから太い骨を切らず、柔らかめの細い骨から切り始め、刃を馴染ませてから使いましょう。
- 使う前に刃部に異常が無いか、ボルトナットに緩みが無いか注意して安全を確認してから使用してください。
- ボルトナット部分に潤滑油を指した状態でお届けいたします。
- 水分や汚れが付着したままだとサビが発生する恐れがあります。
- 刃が非常に鋭利にできています。取り扱いの際は素手で刃をなぞって怪我をしないよう充分にご注意ください。
- お手入れ等の際にも、ボルトは外さないようお願いします。
- 骨の切断は10mm程度までを目安にしてください。(小鋏は5㎜まで)
- 刃の裏側は、微調整されたデリケートな構造となっています。お手入れ等の際は手を加えないようにお願いします。
- 食洗機はお使いいただけません。
保管場所
- 幼児の手の届かぬ場所に保管してください。
- 湿気の少ない室内での保管を心がけてください。
刃が欠けた場合
- 刃が欠けた状態で使用し続けると、欠けがさらにひどくなり、修理ができなくなる可能性があります。欠けを発見した時点で、使用を中止してください。
- 製品の刃研ぎ・修理・問合せは有料となります。お問合せフォームよりご連絡ください。
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鋏の正しい持ち方

- 人差し指は輪に入れず、輪の前に添えます。
こうすることにより、鋏が安定し細かい作業がしやすくなります。 - 刃が交差している部分のボルトのカシメが下にし、刃に合わせて回る方を上にして持ちます。
お手入れ方法
- ご使用後は本体(特に刃部)に付着した汚れを拭き取り大切に保管してください。
- ストッパー部分、ボルトナットやカシメ部分に定期的に潤滑油を差すようにしてください。
- 使用後はすすぎ洗いをし、乾いた布でやさしく水気をとってください。サビを防ぐため、鋏は開いた状態で乾かし、水が合わせに溜まらないようにしてください。
- ネジの開閉には専用の工具が必要なためご自身でのバラし作業はお控えください。
- ストッパー部分、ボルトナットやカシメ部分は定期的に潤滑油(椿油など)を差してください。