STEP 01
火起こし
STEP 01
火起こし
炭への着火は、焼き台の前でかかっきりで炭の世話をしなけらばならないなど、
大変なイメージを持っている方も多いと思います。
釜浅商店では、オガ炭と備長炭を使いなるべく手間をかけず
じっくり火を起こす方法を提案します。
STEP 01
炭を置く
焼き台に備長炭と種火用木炭(オガ炭)を互いに触れないように並べるのがポイントです。
備長炭はゆっくり温度を上げたいため、温度上昇が早い種火用木炭(オガ炭)と距離を置きます。
POINT 01
種火用木炭(オガ炭)
BBQで定番の着火しやすい成型木炭を種火に使用します。一緒にいれる備長炭の水分を飛ばして乾かすため、爆ぜにくくする効果があります。
POINT 02
備長炭
炭素の含有量が多い、白炭と呼ばれる木炭です。着火しにくいですが、長時間高温を維持できるため、釜浅式Slow BBQにぴったりの炭です。遠火の強火かつ遠赤外線効果で食材の旨みを引き出します。
STEP 02
種火用木炭(オガ炭)に着火する
バーナーで火を吹きかけ続けることで、種火用木炭(オガ炭)に着火します。
焼き台の風窓を全開にし、空気の出入り口をつくることがポイントです。
炭の状態を見て判断しましょう。
POINT 01
炭を置き分ける
まずは種火用木炭(オガ炭)を焼き台の中に起きます。
種火用木炭(オガ炭)が着火したあとに備長炭をおくため、備長炭用のスペースを確保しておきます。
POINT 02
炭が白茶けるまで
炭の⅛程度が白茶けるまで火を吹きかけ続けます。この際に焼き台の風窓を全開にし、空気の出入り口を作ります。種火用木炭(オガ炭)の⅔以上が白くなっていたら、火がついてる証拠です。
STEP 03
備長炭に着火する
種火用木炭(オガ炭)に着火したら備長炭を並べます。
備長炭は火がつくのはゆっくりです。
食材の仕込みをこの間で済ませてしまいましょう。
POINT 01
備長炭に火を移す
種火用木炭(オガ炭)の上に備長炭を置くように炭の並び替えをします。
こうして火を移すことで着火を促します。
POINT 02
空気の通り道をつくる
ある程度隙間ができるように整列させて空気の通り道を作ります。
ときどきうちわで風を送り着火を確認します。
STEP 04
炭に空気を送る
空気の流れをうまく活かすことで、
着火時間をさらに短縮することができます。
焼き台の風窓から取り込んだ空気をうまく炭に当てることがポイントです。
POINT 01
風の流れをつくる
時々うちわで小刻みに空気を送ると、着火時間をさらに短縮することができます。
火を起こしてから、5分程度でこの状態になります。
POINT 02
風を加速させる
焼き台の窓から入った空気に流れをつけると、うまく対流ができ着火のスピードをさらに速くすることができます。網の上に置いて使う、火起こし用の煙突があると便利です。
FINISH
火起こし完了
備長炭の半分以上に灰が被り、変色していたら火がついている証拠です。
のんびり時間をかけて火を起こすので、乾杯で一息いれるなど、家族や仲間とのんびりと準備することができます。
POINT 01
備長炭の色を見る
備長炭の半分以上に灰が被り、変色していたら火がついている証拠です。
備長炭がこの状態になるまで50分程度です。
POINT 02
準備をゆっくり楽しむ
この状態になると、ある程度火力が安定してきます。
焼く食材の準備や前菜の準備など、一息つきながら過ごせます。
Slow BBQで
つかった料理道具
料理道具をつかった人
料理道具セクション
小野寺翔平
料理道具売場スタッフ。釜浅商店の給食担当として腕を振るう。休日には間借りで"おのでら食堂"としても活動中。